ユーザージェネレイティドコンテンツ(User Generated Content #UGC)マーケティング
ユーザージェネレイティドコンテンツ(User Generated Content #UGC)もしくコンシューマージェネレイティドコンテンツ(Consumer Generated Content #CGC)いうワードを最近聞くようになりました。
ウェブ業界ではweb2.0やweb3.0の時代に入っていると言われていますが、一般ユーザーがコンテンツを享受するだけの存在からコンテンツを作り出す存在にシフトしています。
「私はコンテンツなど生み出していない」と思う人もいますが、実はSNSやブログなどにコメントや記事を投稿することによってコンテンツを生み出す存在になっていると言えます。むしろ何もコンテンツを生み出していないネットユーザーの方が少ないはず。
ユーザー自身が生み出しているコンテンツのことを
ユーザージェネレイティドコンテンツ(User Generated Content)と言いますが、
今回はそのユーザージェネレイティドコンテンツ(UGC)が消費者の購買状況にどれくらい、そしてどのように影響を与えているか探っていきます。
その上で今後マーケターはUGCを中心としたマーケティング活動でどう戦略を立てていく必要があるかそのヒントを提供できればと。
消費者の購買行動に影響を与えるユーザージェネレイティドコンテンツ(UGC)
UGCがユーザーの購買行動に影響を与えるエヴィデンスがあります。
上の図で分かるようにユーザーのUGCとの接触時間自体が増えていて、従来のメディアにとって代わってユーザーが利用するメディアになっていることが分かります。
もう一つUGCの重要性を裏付けるデータがあります。
上の図によるとUGCによる製品やサービスの情報は従来のメディアによる情報よりも信頼度が高く、よりユーザーの購買活動に影響を及ぼす可能性があります。それゆえにUGCがよりコンバージョンに結びつきやすいコンテンツであることも。
こういったエヴィデンスからUGCの接触時間が増えていて、その情報自体の信用度が高いことも証明されています。こういった背景からUGCの重要性が増加していると言えるでしょう。
UGC時代のマーケター
マーケターとしては、コンシューマー(ユーザー)が絶えず製品やサービスに関する意見や感情をシェアしていることを認識しなくてはいけないです。
先ほども述べましたが、ユーザーはSNSやブログ、ウェブサイトを介して、コメントやレビューを書き、写真を載せたりシェアをしたりとコンテンツを作るパワーを手にしています。
マーケターは彼ら消費者をマーケティングするという姿勢から、彼ら消費者とともにマーケテイングするという姿勢にシフトしていかなくてはいけないかもしれません。
もしリーチを広げたく、企業へのエンゲージメントを改善したいと思っているのなら、ユーザージェネレイティドコンテンツ(UGC)の効果を最大化する必要があります。
UGCによるマーケティングでポイントになるのがコンシューマーに自社ブランドのコンテンツをいかに作成、発信してもらえるか、、、です。
ユーザーに自社の製品・サービスを利用してもらい、彼らからコンテンツを発信してもらうことがマーケティングにおいて効果的になってきています。
ユーザーを巻き込み、ユーザー自身に製品・サービスに関するコンテンツを作成してもらうのがUGCマーケティングの一つのポイントでしょう。
UGCマーケティングによる企業の施策を少し見ていきたいと思います。
マクドナルドのハンバーガーで人気投票を行う企画。ユーザーを巻き込み、SNSなどで拡散してもらうことでUGCマーケティングを行っています。
サイト自体がUGCのプラットフォームである例。ユーザーがレシピを書き込み、他のユーザーが閲覧、参考にすることができます。ユーザー同士がコンテンツを作成、共有試合うことができるサイトになっていると言えます。
まとめ
UGCのマーケティングやサイトの例は様々でありますが、デジタルマーケティングにおいてUGCが欠かせないことは間違いないです。
ユーザーをマーデティングするのではなく、ユーザーとマーケティングすることが、大事になってくることも間違いないと思います。
ユーザーを巻き込み、ユーザーに発信してもらえるかが今後のマーケターの良しあしを分ける肝になるかもしれません。